スタイリストデビュー後、売り上げを伸ばす為に今できる事〜その3
こんにちは。
三鷹駅・東中野駅どちらも徒歩2分
美容室ALBA代表山崎です。
こんにちは!
ALBA代表山崎です。
今回は第3回目になります。
「アシスタントがスタイリストの売り上げを伸ばす〜技術編〜」
前回までの記事↓
今回は、今までの事を含めてアシスタントが今営業中に出来る考え方。
デビューしてから売り上げを伸ばす技術について書いていきます。
今回は3回に分けて書きます。少し内容のレベルが上がって、アシスタントにとっては「面白くない!」と思う内容や言い方もあるかもしれません。ですが、これをアシスタントの時に意識してるかしてないかで、デビューしてからのスタートダッシュが変わって来ます。
まず、アシスタントのみなさんに質問ですが、アシスタントってだいたい何ですか?
名前だけで考えたら、スタイリストのアシストをする人。ですかね?
ですがそれは美容師目線のお話です。
お客様からしたら、スタイリストもアシスタントも同じ美容師です。
シャンプーだけしか出来なかろうが、美容師は美容師。そのお客様に入客する以上、他の人より出来ない。何てことは基本は許されません。
入客した時点で、その技術に関しては同じステージに居なくてはならないのです。
シャンプーをそのスタイリストの代わりに入るなら、そのスタイリストと同じもしくはもっと上手にやる。それが出来て初めてアシスタントとしては合格点ですね。お客様に、新人とか関係ないですから。
そのスタイリストの代わり。と言う意味をもっと重く考えた方がいいですね。
めんどくさいかもしれないですけど、
・アシスタントだからスタイリストより下手で当たり前。
・アシスタントだけど、入客出来る技術は今のスタイリストと同じだけもしくはもっと上手く出来るようになる!
どっちが成長するかは、聞くまでもありませんね。
そう考えると、アシスタントってめちゃめちゃ大切で大変な仕事なんです。
極端に言うと、そのお店の最高レベルの技術が出来て初めて、アシスタントとしての仕事をまっとうでき、お客様に満足してもらえるのです。
何故そこまでしなければいけないのか
まず、僕がアシスタントの時はフリーのお客様も多いお店だったので、売れてるスタイリストも売れてないスタイリストもそれなりに掛け持ちをして忙しかったです。その時考えてたのは、
売れてるスタイリストについてる時は、
「なるほど、こうやると良いのか!」
売れてないスタイリストについてる時は
「僕ならこうするのにな」
です。
最低ですね。めっちゃ生意気な考えだったと思います。
更に言うと、
売れてるスタイリストについてる時は
「俺のおかげでお客様がスムーズだったし仕上がりもよかったな」
売れてない若手スタイリストについてる時は
「あのスタイリストだからこのくらいでしょうがない」
そうです。クズでした。
もちろん全て全力でやってましたよ。でも、上手くいったら自分のおかげ。そうじゃない時の責任は全てスタイリストのせい。
クズの極みですね。
でも、実際こーゆーの多いんじゃないですか?トップアシスタントともなると、自惚れる人多いし。
売り上げっていう数字がアシスタントにはあまりない為、自分がどの位出来ているのか?出来ていないのか?分かりづらいから、しょうがないですけどね。
ですが、ある時気づいたのです。
売れてるスタイリストについてる時は上手くいく。
売れてないスタイリストについてる時は上手くいかない。
ナンダコレハ???
だって、スタイリストになるって事は技術は上手いってことですよね?
なのになぜ僕がアシスタントにつくと上手くいかなくなるのか?
結論から言うと、売れてるスタイリストはアシスタントの使い方が上手ですし、もともと満足度120点だから、山崎を使っても100点の満足度で帰せる。
売れてないスタイリストも、マンツーマンなら満足度100点なのに、そこに山崎というアシスタントを使う事で80点まで落ちていたのです!!
つまり、どちらにせよ山崎を使う事で点数が落ちてるんじゃないか?。。。
たまたまスタイリストに助けられてただけで、「アシスタント」という仕事をまっとう出来てない。。。
そこから僕の考えは変わりました。
マンツーマンだと満足度100点のスタイリストを僕がアシスタントする事で120点に出来ないか???
まず、技術だ!!とにかく、スタイリストの技術を盗みましたね。その時10人ほどのスタイリストがいたのですが、大型店だった為技術の統一は少なく、いろんな技術を学べる。
青山の有名店出身の方が居たり、個人店出身の方が居たり。これは大型店のアシスタントの特権ですね。
同じカラーのアッシュの作り方も考え方も十人十色笑
どれも間違いではないので、スタイリストの考え方を1人づつ覚える。
パーマの巻き方も十人十色。。
これも全員の巻き方、考え方を覚えて全く同じに巻けるように。
そうです。先ずは結局コピーです笑
僕がアシスタントした事で、そのお客様の仕上がりが1点でも下がらないように。
そうしてる事でスタイリストから信頼をもらえて、仕事を任せてもらえる。
究極はヘアカタログを見せられて、
「このパーマになるように巻いておいて」
です。。。
まだ1年目のペーペーだった僕は流石にビビりましたね。笑
ですが、するとどうでしょう
カラーを塗る。パーマを巻くなどの作業。更には薬剤の反応のチェックを任せてもらえる事で、スタイリストの負担が大幅に減り、
スタイリストは、カットのこだわり。仕上げのクオリティー。接客の向上。などなど、更にレベルの高い所に目を向けられてるではありませんか!
この時確信しました。アシスタントのレベル次第で、スタイリストの売り上げを上げられる!と。
そしてそれは、数字のないアシスタントの自分のレベルを測れるものではないか!?と。
売れてないスタイリストは売れるスタイリストに。
売れてるスタイリストはもっと売れるスタイリストに。
僕がアシスタントやってる間に、売り上げを上げれれば、少なくともマイナス要素ではない!とある程度思えますよね?
もしそれが出来れば、自分がスタイリストになった時、売れるイメージが出来るのではないでしょうか?
僕は経験して気付いたので、気づくのが遅かったかもしれませんが。
あなたは自分の経験から学びますか?
僕(他人)の経験から学びますか?
今回あなたが学ぶべきことは。
・アシスタントだから、スタイリストより技術が下手で当たり前と決めつけてはいけない。
・アシスタントは先ず出来る技術は手伝うスタイリストのコピーが出来るまで技術を高める事。
・売れてないスタイリストは自分(アシスタント)の責任もあるんじゃないかと考える事。
もちろん売れない要因はスタイリストにあるかもしれませんが、これはあなたが成長する為の考え方の話です。
スタイリストの文句言ってもあなたは成長しないでしょ?笑
そんな相手を下げて自分が上がった気になるような事は時間と労力の無駄です。
次回〜接客編〜
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